新規就農時にやるべきこと考えるべきこと。牧草編 。
新規就農時には分かったようで分かっていないのが、牧草畑の重要性 。 牧場従業員時代に当時の親方に言われたのが 悪い畑 が多い 所に新規就農したら一生苦労すると言われました。 当時はそうなんだ 。ふーん。ぐらいにしか 聞いていなかったのですが、 就農して数年たつと、牧草畑の重要性が よく分かってきます。
牧草畑はすぐ良くならない 。
良い牧草畑を作っていくには時間がかかります。数年、数十年ときっちり管理されてきた畑と管理されていない畑。これはもう雲泥の差です。もともと持っている土壌の性質も大きく関係してきます。元々肥沃な土壌というのもあります。こういう所だと肥料を余りまかなくても牧草をとれるんだとか、、、
やっぱり何十もの畑を管理して牧草を作っていると収量が多い畑、収量が少ない畑、牛が喜んで食べる畑、全然食べない畑。
全部良い畑を望むのは無理がありますが、バランスがとれるか?どうかです。
悪い畑ばかりだと厳しいですよね。
優良経営の第三者継承。
優良経営者の第三者継承なら、酪農経営の成功確立もグッと上がるでしょう。畑を管理してない人で優良経営をしている酪農家は見たことがありません。
悪い流れ。
- 牧草畑の管理をしない。
- 収量が減る。
- 牧草を購入しなければいけなくなる。
- 雑草が増える。
- 嗜好性が悪くなり牛が牧草を食べなくなる。
- 牛が病気がちになる。
- 牛が減っていく。
- 牛を売れない。むしろ買わなければいけない。
- 経営が傾きだす。
まさに牧草から牛飼いは始まるではないですか!!
まびち
牧草更新は楽しいよね!
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