新規就農時にやるべきこと考えるべきこと。育成舎編

酪農
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新規就農時にやるべきこと考えるべきこと。育成舎編

私の場合は就農時に電柱式の育成舎を 建てたのですが 8間12間の大きさで堆肥盤を少しの面積をつけて建てました。合計は1200万ぐらいです。

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搾乳牛50頭の場合狭い 。

搾乳牛50頭で順調に分娩し親牛の淘汰もそれほど多くなかった場合は、育成舎はすぐ過密になります。

その場合預託牧場に預けるか販売するかのどちらかになります 。

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預託牧場のお金もばかにならない 。

私の預けている牧場は冬期間1日約600円夏期間1日約150円近くかかります 。 6カ月齢から預けることができますので 種付けして 分娩前まで預けるとなると(22カ月ぐらいまで)約30万円以上かかる 計算になります。 10頭預ける20頭預けるとなると、とんでもないお金になりますね。

育成舎はお金をかけてもすぐに回収できる 。

育成舎は 就農時に立てて本当に良かったと思っています。 ただ欲を言えばもう少し大きな育成舎を建てれば良かったと思っています。 経験則で言えば 1000万円のお金なら 5年で余裕で回収できていると思っています。 一度就農してしまってからは、なかなか新しい建物を建てるということにはなりません。 立てるならば就農時に余裕のある育成舎のサイズを考えて建てるのがベストです。

狭いとすぐ汚れるし、 食い込みの悪い牛が出てくる。

過密の状況では良いことは何一つありません 。 それなりには育ってくれますが、繁殖が遅れたりします。 なかなか受胎してくれないのは経営にとってもマイナスです。 なので狭いとどうしても 販売したり預託牧場に預けることになります。 今後相場がどうなるか分かりませんが、 できることなら初任牛まで飼養して販売する方が経営的なメリットも大きいですし、親牛が駄目になった時の保険にもなります。 何より 育成牛がたくさんいると心に余裕ができます。

就農して不安なのは、いつ牛が駄目になるか?

常に不安がつきまとうのは過言ではありません。ベテラン農家さんも同じかもしれません。育成牛の状態、何頭いるか?を見ることで経営指標を確認できます。

まとめ

常に余裕を持って育成牛を飼養しておく事。

これにつきますね。

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