新規就農時にやるべきこと考えるべきこと。設備編 。
牛舎に一体いくらお金をかけるべきか? 農業公社リース事業に乗る場合バーンクリーナーも牛舎内の設備に含まれます。
私の場合牛舎内の設備改修した箇所は、ミルカーの入れ替え、 バーンクリーナー、 シャッターの整備です。
- バーンクリーナー約300万 円。
- ミルカー6台 配管整備約600万円。
- シャッター50万円 。
牛舎内設備で約1000万です。
農業公社リース事業に乗ると半額補助をいただけるわけですが 、 半額補助だからあれもこれも直すというわけにもいきません。 何が必要かこの先壊れそうな箇所はどこか?じっくり吟味する必要があります。 近くの優良酪農経営者の新規就農者の方は、 農業公社リース事業を使わずに 就農しました。
彼曰く 「 リース事業は全て定価の値段なので 半額補助が出ても決してお得ではない」と おっしゃっていました。
うーん。流石。
私の場合農業公社リース事業に乗り、乳牛リース事業に乗り、という形で新規就農しました 。
近くの放牧酪農家では農業公社リース事業に乗らないで、青年等就農資金を使って就農するという方々がいました 。
日本政策金融公庫の青年等就農資金
私の時は12年間で返さなければいけなかったのですが、今は17年間に伸びました。
3700万円、無利子で借りることができますので、新規就農者に強い味方です。
ただ農地取得は融資対象外なので注意しましょう。
3700万円の枠の中で就農する事も可能です。実際してる就農者もいます。
お金をかけるべきか?かけないべきか?
就農時はお金も借りやすいですし、かけやすいのもまた事実です。就農時の年齢や条件も様々なので正解はないと思います。
少ない頭数から飼養して頭数を増やしていった就農者のケースも拝見しました。それも良いケースですよね。
ケースバイケースというのが今のところの答えです。
自分で納得する答えを見つけて就農を目指して下さい!
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