すっかり朝は冷え込むようになったので、最近はストーブをつけっぱなしにしています。長靴は防寒長靴、ツナギの下はインナーを着て牛舎へ。いよいよ冬が始まります。
山には初の雪化粧が、うーん良い景色だ。
支払いをしに町へ。車の中から見える景色は見渡す限り収穫し終わった畑が広がっている。あいにくの雨空だが、降ったり止んだりを繰り返している。
「後は皆冬支度だなぁ」とポツリとつぶやきながら車を走らせる。時折畑の奥に広がっている森林の葉が落ちて積み重なっている地面を見たり、剥き出しの林を見ながら、熊はもう冬眠しただろうか?そんな事を考えていた。
ふと遠くに目をやると虹がかかっている。大きな虹だ。雨が降ったり止んだりの日は特段珍しい事でもないが今日はいつもと違う。
虹に向かって真っ直ぐ走っていくのだ。
「これって虹の下にいけたりして」
期待に胸を膨らませたが人生で一度も虹の下には入った事がない。むしろ虹の下がどうなっているか甚だ疑問だ。
すると虹が遠くに見えたまま、、、林の奥に広がっていた筈の虹が林と重ねって見える。車と重ねって虹が見える。
「おぉ!虹が車と林と重ねって見える!これが虹の下か。」
感動を覚えた一日でありました。良い事がありそうです。
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