事の始まり。
おはようございます。
さぁ明後日にはいよいよお肉で調子悪かった牛出荷だあ。この経産牛、実は子宮捻転で手術した予後不良の牛だったのです。
大変だった手術。
餌を食べない。立たせてもすぐ寝てしまう。
なんだ?
糞づまりか??
実は糞づまりは年に一回はあるかないかで症状は似ていたので糞づまりならば、下剤(マグネシウム)を飲ませましょう。ビオスリーを飲ませましょう。
しかし一向によくならない。もうすぐ乾乳一ヶ月前。嫌なタイミングで調子崩すなぁと。このタイミングで調子崩すのはヤバいぞ😵💧
獣医診断。
「あぁ(‘д‘ )子宮捻転ですねぇ。しかも酷い。」
まじか?きっつぅぅぅ。
手術へ。
手では整復不可能という事で転がしましょう!という話。トラクター準備して、大きな板準備して、、ロープで倒伏させますーーって全然倒れねえ。。。やたら頑張りよる。しばらく格闘しているとベテラン獣医さんが来て、「この捻転は転がしても治りませんよ。」だって(-_-)
無駄な体力使ったぜ😃
今度こそ手術へ。
そんなこんなで開腹手術へ。。状態が悪かったら両方のお腹を切るかもしれないとの事。
そうならないことを祈るわ(._.)
しかし状態は悪し。子宮は一回転半。壊死していて子牛も死んでいるとの事。
オーマイガー(´Д`)💨
せめて親だけは助けてあげたい。
結局両方のお腹を開けて、獣医さん二人で格闘する事一時間半。
途中でもう安楽死させましょう。と言われるだろうなぁ。と思ったりなんかして。
「両方お腹開けるのは初めてです。」
と獣医さん。
俺も初めてだわ(-_-)
格闘の末、、、
子宮はなんとか戻りました。しかしもう搾る事は難しいとの、、、
お肉の出荷まで頑張ってもらおうm(_ _)m
出荷まであと2日。
抗生物質がきれるまで二週間程待った中、いよいよ出荷。お疲れ様です。よく頑張った。。としみじみ。
あ!そろそろ駆虫剤のタイミングだねぇ。なんて嫁さんと話して、全頭にかけるねぇ!なんて話して、
!!!ちょい待てーーー!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚
時既に遅し。
駆虫剤かけてもうた。お肉にできるのは20日後。。。
なんてこったい。
今年一番の凹み。牛さんあんなに頑張ってくれたのに。
俺のアホーーー‼️
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